Uberについて

アメリカで現在、タクシーを脅かすのがウーバーというスマホを使い自動車配車をするサービスです。

ウーバーについては、あまり日本ではなじみがないサービスになると思いますが、アメリカのサンフランシスコ発のこのサービスは、世界的には、タクシー業界を震撼させるほどの成長企業となっているようです。

2016年2月にサンフランシスコに行った際に、このウーバーというものを試してみました。

まず、ウーバーのドライバーは、基本的には、他に本職を持っていて、空いている時間にちょっとした副業としてやっているようです。今回は滞在中、7回、ウーバーを使いました。
ドライバーに話を聞く機会があった(ドライバーが話しかけてきたとき)のがそのうちの3回。
3人とも、平日は本業をしており、しっかりした収入がある、でもウーバーで週末働けば、1日100ドル~200ドルは収入が増えるということ。ドライバーによっては、1日100ドルまでと決めている人もいました(ただいろいろな人はいると思いますので、あくまで参考程度です)。

一応、Uberのようなサービスは、日本ではまだなじみがないので、どうしてもタクシーに比べると、ということになると思いますが、そもそも、アメリカと日本では、タクシーのサービスの質が全然異なるような気がするのは私だけではないはずです。
日本でタクシーを利用すれば、親切なドライバーさんが、行き先を告げるだけで、ちゃんと乗せて行ってくれます。
ところがアメリカの場合、場所にもよるのでしょうが、それほど質の高いサービスを受けれることが少ないと思います。
例えば、ニューヨークでタクシーを拾えば、行き先がわからないので、スマホに住所を入力しろ、というドライバーもいたことがあります。
クラクションをガンガン鳴らすドライバーもいます。
ラスベガスでは、チップが足りないとさらにチップを要求するドライバーもいました。
目的地まで到着できないドライバーもいたり、新人にあたると相当遠回りをされることもありました。

それでもアメリカのタクシーにも良い面もあります。
デトロイトでレッドウイング戦を見た後、空港近くのホテルに戻るのに、会場を出てすぐに拾えたタクシーは、それだけでもありがたかったのに、ドライバーも親切でした。
治安が悪いといわれる街の場合、帰りの足を確保できただけでもホッとするものです。

ですので、ここでのご案内というのは、Uberのサービスが最高だったので、紹介するのではなく、選択肢としてこのような方法がある、ということを知ってもらうためになります。

UBERのようなものに抵抗がある方は、タクシーが拾えればタクシーで全然いいと思います。
ただ、慣れない土地に行く場合、特にイベント終了後の足を気にしながらイベントに参加するのは精神的にも少しきついところがあります。
英語がうまく話せないのに、もしタクシーを拾えないとどうしよう、とか、会場によってはこのような心配をしないといけないケースもあります。
また公共の交通期間がある会場でも、場合によっては他の選択肢があったほうがいいこともあります。

その1つの選択肢としてUBERがあるということです。

使う前にやっておきたいことは、まず自身のスマートフォンにUberのアプリをダウンロードしておくこと。

まずは、そこからスタートです。

(1)アプリをダウンロード

お手持ちのスマートフォンの種類などにもよりますが、アプリをダウンロードする準備をして、ダウンロードしてください。
下記は、iPhoneの場合です。

(1)まずはアプリをダウンロードします。

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(2)完了するとこのような感じでアイコンがでます。

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(3)アイコンをタップすると地図がでて、UBERと書かれた左に
先が3本ありますので、そこをクリックすると上のような画面になります。

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(4)支払いでクレジットカードを登録すれば、ここから引き落としになります。

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(2)認証

実際使うときになるとUberからショートメールが携帯電話宛に送られてきます。
4桁の番号(2016年現在)を入力し、サービスを使うことになります。
もしお手持ちの携帯電話の設定が、受信拒否などしているとwifiがつながる環境でもuberのご利用ができません。 そのため、設定をよくご確認ください。

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(3)車を呼ぶ

車を呼ぶためにUberのアプリを立ち上げると、周辺に車がいることが確認できると思います。
uberにはいくつか種類があり、uberXというのが、最安値で、車両も普通の車(タクシーレベル)、UberBLACKなどは高級車だったりするようですが、今回は、uberXとPOOLしか使いませんでした。
まずは、UberXというところを選択し、目的地を入力します(今いる場所は基本的に自動的に表示されます)。

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目的地を打ち込み、見積もり料金を押すと、おおよその見積もり料金がでます。
その金額で納得であれば、そのまま

UberXを依頼する

というボタンを押します。

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依頼すると、ドライバーが迎えにきます。車が来るルートが見え、車種も表示されます。

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(4)車に乗る

到着しそうになる携帯で到着しますという意味でアラームがなります。
車は多少前後するものの、おおよそいる位置に停車してくれ、既に、名前はドライバーが知っているので、自分の名前を言ってくれます。
そして、車に乗り込みます。

ここからが非常に便利だな、と感じるところが多くなります。
まず行き先ですが、見積もりで、事前に行き先を入力しているので、既にドライバーにその情報が行っているため、わざわざドライバーに細かい行き先を言う必要がありません。
念のため、聞く程度でいいので、これは非常にありがたいです。

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(5)目的地に到着

今回は、初めてのUBERだったため、距離も2キロほどにしておきました。
そのため、乗っている時間はわずかでした。
料金の支払いは、到着後、事前にアプリに登録したクレジットカードに請求が来るので、到着したら、ありがとう、だけ言って、出てくればいいだけなのです。チップの計算もいりませんし、細かい料金もすぐアプリで確認できたり、メールできます。
2.5キロで5.41ドルとかなり安いという印象です。
ただ、安いというだけでなく、大変便利なものと感じました。
初めての利用の場合、ある程度までの距離は無料でお試しができるようです。そのため、今回も初めての乗車は請求はなしでした。その後、メールも確認できました。

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