アーサー・アッシュ・スタジアム (USオープン会場ガイド)

真夏のニューヨークで開催されるUSオープン。
8月後半から9月初旬にかけて開催されるUSオープンは4大大会最後の大会となり、毎年、白熱した戦いになります。
今年こそUSオープンのご観戦をご検討という方のためのちょっとした観戦ガイドです。ご参考になるところをご参考にしていただきながら、より良いご観戦をして頂ければと思います。

USオープンで開会式や準決勝、決勝を行うスタジアムはアーサー・アッシュ・スタジアムになります。ここがUSオープンの会場の中では最も大きく2万人以上の集客数となります。

会場の基本情報

会場名 アーサー・アッシュ・スタジアム 
所在地 124-02 Roosevelt Ave, Flushing, NY 11368
収容人数 23,771人
座席表 https://tixis.co.jp/seat/sports/seat_arthur_ashe.pdf

座席について

アーサー・アッシュ・スタジアムの階層についてのご案内です。

コートサイドのお席

アーサー・アッシュ・スタジアムの中では、コートサイドシートは、ロッジ、プロムナードからのアクセスができないため、かなりの特別席といえます。
ただ、コートサイドシートは決勝、準決勝の価格は相当なものになります。
そのため、このあたりの試合のご観戦をご検討の方は、多めのご予算が必要になる座席になります。

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ロッジレベルのお席

ロッジ席は、トンネルを出て、上に行くのがプロムナード席だとすると、下のほうへ行く座席です。ロッジ席も前のほうであれば、近さも感じられるのですが、後方列だと、プロムナードの前の座席と余り大差がなくなります。
お値段とのバランスが大事な座席になります。

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プロムナードレベルのお席

プロムナード席はアーサー・アッシュの中でコートから離れたエリアの座席のカテゴリーのこととなります。
ただ、プロムナードといっても列が多いので前と後ろではかなり見え方に差がでてきます。屋根が付く前は、日陰ゾーンを中心にお勧めをしていましたが、屋根ができた2016年以降は、取り方も変わってきておりますので、いろいろ自分のご観戦のイメージに近い座席の情報を探しつつ、どこにするか決めるべき座席です。

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行き方について

マンハッタンを拠点にホテルを取った場合は、公共の交通機関でのアクセスが可能です。

例えば、キタノホテルなどグランドセントラル・ステーションエリアにご宿泊の場合は、地下鉄のパープルラインの「7」が利用でき、会場の最寄り駅はMets–Willets Point駅となります。開催中であれば、多くのファンが行くのと、駅に付けば、スタジアムが両サイドに見えます。そのため、迷うことはありません。

ご宿泊がマディソン・スクエア・ガーデン周辺の場合は、LIRRが便利です。ペン・ステーションが最寄となり、地下鉄と異なり、やや長距離を行く列車ですので、地下鉄より格段に快適度はよくなります。

会場までのアクセスについて

持込物について

USオープンの入場ゲートは、バッグを持っていないファンのレーンと、持っているファンのレーンがあります。
当然、バッグを持っている人のレーンは時間がかかります。

持ち込みできるバッグのサイズは30cm × 30cm ×40cmとなります。
これ以上、大きいサイズのバッグの持ち込みはできませんのでご注意ください。

ゲートオープンについて

デーセッションのチケットの入場できる時間はおおよそ開始の1時間から1時間30分前となります。例えば、午前11時であれば、9時半から10時が目安となります。
到着後の試合をアーサー・アッシュで見る場合は、全席指定ですので問題ありませんが、グランドコートなど自由席での観戦を予定されている方はゲートオープンの時間よりも早めに行き、並んでいるほうが、良い座席でご観戦できる可能性が上がります。

デーセッションのチケットを持っていれば、午前11時以降はいつでも入場できるので、到着日のご観戦予定で、午後になる人も問題なくご観戦いただけます。
ただ、デーセッションのチケットは遅くても午後6時までには入らないといけませんので、午前到着の予定が午後5時ぐらいになってしまったら、その日のデーセッションのチケットでのご観戦は難しいということになります。

イブニングセッションのチケットを持っている人は、午後6時から入場することができます。