ニューヨーク・ヤンキース観戦ガイド(チケットの購入方法、発券について)

ジーター選手の引退以降、観客動員も含めて低迷が続いていたヤンキース。
そのヤンキースに2017年、ついに待望のニュースターが誕生しました。
アーロン・ジャッジ。
オールスターのホームランダービーでは、見事に優勝を飾り、そのパワーを全世界に見せつけました。
ヤンキースには田中投手がおります。今シーズンこそ、ヤンキースをワールドシリーズへ、そしてチャンピオンへ導けるか、注目のシーズンになっています。

ヤンキースタジアムは、マンハッタンから気軽に地下鉄でアクセスが可能なスタジアムです。
ここでは、ヤンキースを応援に行くためにちょっとした観戦情報をご紹介いたします。

ヤンキースの日程を確認する

スタジアムの基本情報

Yankee Stadium
所在地:1 E 161st St, Bronx, NY 10451
収容人数:54251人
芝:天然芝
ダグアウト:ヤンキースが1塁側
座席表

スタジアムまでのアクセス

ヤンキースを観戦するのにホテルは、マンハッタンに宿泊という場合、球場へは、地下鉄のご利用が便利です。
タクシーの場合、渋滞が予想され、球場までどのくらいでつくか見当が付きづらいのと、料金的にもかなり高くなります。
地下鉄ならコツさえつかめば、安い料金でほぼ時間通りに球場につけます。ここでは、地下鉄でのアクセス方法をご案内します

グリーンライン(4)をご利用の場合

ご宿泊のホテルがグランドセントラルステーションの近く、例えば、キタノホテルのようなところにご宿泊される場合、グリーンラインの4のご利用が便利です。
グリーンラインをご利用の場合、高架の駅に到着します。ヤンキースタジアムは見えるので、まず迷うことはないと思います。

地下鉄がスタジアムに近づくと見えてきますので、間違えはないと思います。 グリーンラインは高架の駅ですので、到着したら、下に下がります。
 

オレンジライン(B、D)をご利用の場合

ヒルトンニューヨークなどのホテルにご宿泊の場合は、オレンジラインのB、Dのご利用が便利です。オレンジラインをご利用の場合、列車は地下につきます。看板がでてますので、看板にしたがって外にでます。

*オレンジラインを使う際の注意!!!

オレンジラインのBは、ラッシュアワー以外は手前で終点になることもあるので、その場合は次の列車を待ちます。

仮にヒルトンに泊まるのであれば、オレンジラインが便利です。 近くの駅に行くとこのように路線の番号が書いてありますので、BかDに乗ります。
オレンジラインは地下の駅に到着しますので、到着したら地上に出ます。 駅を出ると球場がすぐ目の前ですので、迷うことはないと思います。

ヤンキースタジアムの基本的な情報

ゲートオープン

ヤンキースタジアムのゲートオープンは試合開始の2時間前ですので、ナイトゲームの場合は、午後5時ぐらいから入れます。
ナイトゲームの場合は、打撃練習を見ることができるので、1階席の外野エリアの方に行くと便利です。ライトの外野はゲート6で入るのが最短です。

持ち込みできるもの

ヤンキースタジアムを含めて、アメリカの会場へは、リュックサックはやめておきましょう。サイズに関係なく持ち込みができないことがあります。
一般的なデジタルカメラは持ち込み可能です。
ただ、プロ仕様のような望遠レンズのついたカメラ、ビデオカメラ、録音器具は持ち込むことはできません。

売店でアルコールを買う際の注意

アメリカではどんな年齢でも必ず身分証明書の提示を求められます。
そのため、観戦の際にお酒を飲む予定がある場合は、必ずパスポートを持参しないと買えないことがあります。ご注意ください。

試合前の練習中の球場内の移動について


ヤンキースタジアムは階層間の移動は比較的自由にできますが、試合前でもレジェンズスイートのエリア等、入れないところがあります。
ヤンキースタジアムでぜひ行っておいていただきたいのは、2階のライト側にあるミュージアム、後は、1階席のセクション128の付近に行けば、初めての観戦の証明書など発行してもらえます。

ヤンキースのチケットについて

人気が高くなってきているヤンキースですが、多くのカードが球団の公式ホームページから買うことができます。
ただ、2016年までと違い、2017年は球団も定価の価格の変動制を導入しているようです。いままでは人気のあるカードによりその試合の定価が変わっていることはありましたが、今年は、もともとの定価自体も人気のより変動していく仕組みになっています。特に人気の高い8月のレッドソックス戦などは、4月に比べると相当値段が高くなっています。ですので、球団の公式ホームページで買うことが安いわけではありません。しかし球団の公式ホームページで買うのが最も安全ではあります。ここが重要です。

ヤンキースのチケットの受け取り方法

ヤンキースのチケットは、仮に公式ホームページ買うと、日本からオーダーする場合は、48時間前に発券されるQRコードタイプの受け取り方法か、WILLCALLでの受け取りの2種類になります。
もしご自身でご購入される場合は、このどちらかをご選択ください。

これ以外だと、シーズンシートホルダーにはシーズン開幕前にハードチケットが発送されていると思いますので、リセールチケットの中には、ハードチケットのストックもまだあります。そのため、公式のリセール以外のサイトで買う場合の最大の注意点は、どんな発券方法かという点です。ごちゃごちゃ混在していると受け取りは相当ストレスになります。

ヤンキースのチケットの公式のリセール会社はSTUBHUBになります。
ここ数年でSTUBHUBがヨーロッパのリセール会社を買収した関係で、日本にもSTUBHUBというサイトができておりますが、この日本版とアメリカのSTUBHUBで買う場合は、同じかはわかりません。
ここではアメリカのSTUBHUBで買うことが前提のお話です。
STUBHUBが公式になっているので、こちらも48時間前にQRコードのみの受け取り方法になります。
ただ、リセール会社の公式はコロコロ変わります。
2016年も前半まではチケットマスターの系列のリセール会社であったチケッツナウという会社が公式でしたが、シーズン途中からSTUBHUBへ変わりました。
2018年以降は違うかもしれませんので、あくまで2017年シーズンのみとしてご参考にください。

ヤンキースのチケットの発券方法

中止と順延について

日本のメディアでは、雨が降り試合がないと、中止になったと報道されます。
しかしながらメジャーリーグでは、中止ではなく、順延になります。
ここは非常に大事なポイントです。
特に今シーズン、シカゴ、ニューヨークエリアは、シーズン当初かなり雨の影響を受けています。

まず、各リセールチケット会社を含めて、中止の場合には、返金というのは、メジャーリーグでは当てはまりません。
アメリカのイベントにおいて中止というのは、将来的に開催がない場合に限り、4月の試合が9月になる場合は、順延という定義なのです。

中止であれば、返金ですが、順延であれば、返金がないのがアメリカのイベントです。メジャーリーグのチケットを買う際は十分注意してください。

ここでは、公式の定価、リセールで買った場合に順延になった場合はどうなるかということをご紹介いたします。

ヤンキースの公式ホームページ(チケットマスター)で購入した場合

順延した日程で使うか、その日から1年以内のヤンキースの公式戦に交換
*交換といっても複雑です。2017年の交換リポートはこちら

STUBHUBで買った場合

順延した日程でご利用

以上がご自身で買った場合の順延になった場合のチケットがどうなるかという点です。

これは伝統的に変わってません。
手配を始めて15年が経ちますが、基本的にこのスタンスになっています。
そのため、お手配をさせていただく場合は、割高になりますが、順延の試合でもご帰国後の開催になる場合は、ご返金をするサービスを提供しております。
いろいろな方がいらっしゃると思いますが、当社の場合は、一生に一度のご体験になる可能性の方もいらっしゃいます。
何年もお仕事をされ、リタイアされやっと夢かなってご観戦の旅行になる方もおります。雨だけはわかりませんので、もしそんなときに、雨で開催もなく、チケット代も返ってこないなんていうことであれば、がっかりしてしまいますよね。
そんな方のためのお手配です。
選択肢はあるほうがいいと思いますので、ご自身でご購入される方はご自身でご購入されるべきですし、お任せいただける場合は、できるだけ良いご観戦ができるようなアレンジを心がけます。
いずれにしても、買い方により受け取り方、順延時の対応も変わるということは知っておいてください。

イベントの中止と延期について

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座席を考える

2009年に新しくなったヤンキースタジアムの特徴としては、バックネット裏からダグアウトを越えて設置されているレジェンズスイート、外野方面のチャンピオンズスイートの座席が前の部分を占めている点です。
サインをもらおうなどと考える場合、このエリアはこのエリアのチケットがないと入れません。そうなると、サインをもらえる場所などは、外野よりに限定されます。
観るにしても、基本的に1階席は高額になるのがヤンキースタジアムです。
かといって、2階席も安いわけではありません。
3階席になりようやく5000円以下クラスという座席になってくるスタジアムです。
ある程度しっかりしたご予算を考えていただき、座席をお探しください。

3階席グランドスタンド(後方)

グランドスタンドは、ヤンキースタジアムの最上階のエリアの座席になります。
さすがに選手を肉眼ではっきり観ることは難しい座席になり、雨などの天候の影響を受けやすい座席ということもありますので、シーズン初め、後半は特に気を付けて選択をしてください。

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3階席テラス席(前方)

テラス席は、ヤンキースタジアムの3階席の前方のこと言います。
良く言えば全体を見る、悪く言えば、遠いという座席になります。ヤンキースタジアムは1階席、2階席のインフィールドの値段が高いので、内野よりのイメージ観戦したい場合の選択肢になると思います。

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2階席メイン

メインは2階席になります。2階席と言っても外野側と内野よりでは価格が全然異なりますので、価格次第というところもあると思いますが、2階席まで来ると選手も肉眼でわかる距離感になります。
この辺であれば見ごたえもあるご経験ができるかと思います。

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2階席デルタクラブ

2階席のバックネット裏はデルタクラブという座席の後ろにレストランが付いている座席です。レジェンズと違い、レストランでの食事は有料ですが、ソフトドリンクなどは無料です。このエリアのチケットホルダーしか入れないので、ゆったり感はあります。

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1階席フィールド

フィールド席は1階席の座席です。
ここも外野よりと内野よりでは価格に差があります。
屋根のかかり具合も好みにより変わりますので、細かく探す必要がある座席でもあります。

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1階席チャンピオンズスイート


2009年スタート時は、レジェンズだったものの、その後、チャンピオンズスイートというカテゴリーになった外野よりのクラブ席。
レジェンズより値段が安い分、レジェンズのレストランへのアクセスができません。
ここも軽食は付きますが、レジェンズほど豪華な雰囲気はありませんので、あくまでフィールド近くで観ることが目的の場合にイメージに合う座席です。

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1階席レジェンズスイート

ヤンキースタジアムの中ではレジェンズスイートが最高の座席と言えます。
フィールドへの近さ、後は、専用レストランの豪華な雰囲気はまさにヤンキース。
値段は、え?というぐらい高いのですが、一生に一度のご体験であれば、という座席になります。

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