プエルトリコの英雄、ミゲール・コットの引退試合が決定

プエルトリコ初の4階級制覇を成し遂げるなど、一世を風靡したミゲール・コットがニューヨークで引退試合に臨みます。

2004年9月に23歳でWBOスーパーライト王座を獲得したコットも2017年10月で37歳になります。
今年8月、亀海喜寛に勝利し王者に復帰したあとで年内での引退を表明していました。
相手に指名されたのは、地元ニューヨーク出身のサダム・アリ。
2016年3月、WBOウェルター王座決定戦でジェシー・バルガスに9回KO負けして以来、3連勝中と復調しています。

コットとアリがインタビューで抱負を語っています。
コット 「最後の試合でマディソン・スクエア・ガーデンに戻ってこられて興奮している。フレディ・ローチとともにハードな練習をして、12月2日には最高の勝利を飾りたい!」
アリ 「殿堂のマディソン・スクエア・ガーデンで、多くのファンの前で戦えることに感謝したい。今こそ私の時間だ。リングを降りるとき、神が許すならば、私にチャンピオンベルトがもたらされているでしょう!」

これまで、マディソン・スクエア・ガーデンでは幾多の死闘を演じてきたコット。
ジュダー、モズリー、クロッティ、マルガリート、マルティネスら強豪に勝利し、常に世界の最前線で活躍してきました。
しかし、ついにグローブを吊るす決心をしたコット、引退の花道を有終の美で飾りたいことでしょう。

2017年12月2日(土)
開催都市:ニューヨーク
会場:マディソン・スクエア・ガーデン
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