チケットマスターの対応について(コロナウィルスの影響による各チケット会社の返金対応)

北米を含む、世界中のスポーツ、エンターテイメントが大きな影響を与えているコロナウィルスのパンデミックですが、「ご自身でアメリカのサイトから購入した」という方からのお問い合わせもあるので、5月30日時点での各社の対応のまとめをしておきます。

こちらはチケットマスターでチケットをご購入されている場合です。

(重要 ご購入されているチケット会社により対応が異なります。すべてのチケット会社が同じ対応ではありません。ご購入されたチケット会社がチケットマスター以外の場合は、ご購入先にご確認ください)

まず、ポイントになるのが、イベントが中止か延期かです。

チケットマスターのアカウントにアクセスし、「My Tickets」からイベントの一覧を表示させると、イベントが表示されます。

POSTPONEDとあれば、延期扱い

CANCELEDとあれば、中止

です。

中止の場合は、基本的には、自動的に購入したクレジットカードへの返金となります。

コンサートのチケットを購入されている方は、ここで延期か中止かでご判断ください。
延期の場合は、基本的には、返金はありません。

パソコンで見たチケットマスターのマイアカウント画面

スマートフォンで見たチケットマスターのアカウント画面

ポイント1

チケットマスターでコンサートのチケットをご購入された場合、購入されているチケットが、一般枠のチケットとリセールチケットで返金ポリシーが異なることがあります。
リセールチケットを購入されている方は、基本的には、上記のルールが適用され、中止は返金、延期は延期された日程のみに使う形のため、返金はなしということになります。
一般枠のチケットをご購入されている場合は、イベントによっては、返金するというオプションと、延期した日で使うオプションがあるかもしれません。
この場合は、チケットマスターにご確認いただくのがいいかもしれません。

どちらのタイプのチケットを買ったかわからない場合、一般的には、オーダー番号で判別できます。

一般枠のチケットは、例えば、Order # 12-34567/NYなどこのような形状で記載されます。
リセールチケットのオーダー番号は、Order # 2900-1234-5678-9101-2のような番号になります。

ポイント2

NBA、NHLなどのイベントは、3月12日以降、延期扱いになっており、NHLは、ようやく5月の最終週になり、レギュラーシーズンのホーム開催分を中止扱いにしました。
引き続きNBAは、延期扱いのままですので、自動的には返金がありません。

すべての球団ではありませんが、チケットマスターのアカウントにアクセスし、イベントの詳細をクリックすると、「Request a Refund」のボタンがついているチームがあります。
例えば、NBAだと、レイカーズ、ウォリアーズ、ウィザーズなどはこの「Request a Refund」がついておりますので、現状、延期扱いですが、このリクエストボタンをクリックすると返金の手続きができます。
返金までは、1週間から30日ぐらい時間がかかると思います。

同じNBAでもミルウォーキー・バックスなどは、返金のリクエストをまだ受け付けていません。
ですので、このボタンがないイベントは、現時点では返金の対象外になります。
将来的に中止のアナウンスを待つ形となります。

以上が、現時点でのチケットマスターの返金対応になります。

当社の場合は、2002年より北米エリアのイベントチケットを専門にお手配をしており、当初は当社でお手配をさせていただいた方が、その後、ご自身でご購入されているケースが多くございます。
そのような方からご相談いただくこともあるので、ここでアメリカのチケット会社の対応についてご案内いたしますが、基本的には、ご自身でご購入されたものはご自身でご対応いただくしかございませんので、同じような状況に置かれている方は、ご参考にいただくところがあればご参考にいただき、ご自身にてご対応をお願いいたします。