NFL コロナ禍でのアメリカでのイベント観戦について(ソーファイスタジアム2021年10月)

アメリカでは、2021年6月中旬から多くのエリアで入場制限を廃止し、フルキャパシティでのイベントの開催にシフトしてきております。
コロナ前と異なるのは、「観戦チケット」だけでは入場できなくなっているという点です。2021年秋現在、多くのスタジアムでは、ワクチン接種証明書か陰性証明書のどちらかと、身分証明書の提示を求められます。
現実的には、まだ日本からアメリカへ行くというのは難しく、今後、コロナも沈静化してくるようになれば、煩わしい手続きは不要になる可能性はあります。
しかし、もしかするとコロナが収まってきても、観戦チケット以外に、ワクチン接種証明の提示は必須になるかもしれませんので、ここでは、ロサンゼルスのソーファイスタジアムを例にイベント時の入場についてご案内いたします。

ソーファイスタジアムとは

ソーファイスタジアムは、ロサンゼルス国際空港近くの旧ハリウッドパーク競馬場の跡地に総工費5000億円をかけて作られたスタジアムになります。
2028年のロサンゼルス五輪のメインスタジアムになります。
広大な敷地内には6千人収容の劇場、商業施設、ホテル、湖、庭園があります。
(2021年現在では、商業施設やホテル等は建設中です)

スタジアムには固定座席が70,000席、またイベントによっては、立ち見席等を含めてさらに30,000人を動員することができ、トータルで約10万人を収容できます。またフィールドの中心には、「オキュラス」と呼ばれるアメリカのスポーツスタジアムでは最大の4K HDR8000万ピクセル両面360度の巨大スクリーンがつるされており、特別設計された音響システムや5G、高速Wifi、ハイテクオンラインシステム、LEDが埋め込まれ映像が投影可能な屋根パネルはETFEという紫外線に強く、耐候性にも優れている半透明の材質でできたプラスチックを使うなど、観客に今までにない体験をしてもらう為の他多数のフィーチャーがある新スタジアムです。

ソーファイスタジアムでの入場(2021年秋現在の情報)

イベント入場時に必要なもの

(1)ワクチン接種証明書か、72時間以内発行のPCR陰性証明書
(2)身分証明書(日本の場合はパスポート)
(3)チケット

ロサンゼルス郡公衆衛生局の命令(2021年10月7日発効)に従い、12歳以上のファンは、COVID-19の完全な予防接種を受けているか、イベント開始時間の72時間以内に実施されたCOVID-19検査が陰性であることを証明するものと、名前が一致する写真付きIDを持っていなければソーファイスタジアムに入場できません。
(12歳未満の方は、COVID-19検査の陰性証明書は必要ありません)

ソーファイスタジアムでは、2021年10月10日に行われたNFLのチャージャーズ戦から適用になりましたが、入場時、最初にワクチン証明もしくは陰性証明と身分証明書を照らし合わせるチェックがあり、その後、金属探知機を通ってチケットをスキャンするという入場のシステムになっていました。

ワクチン接種証明書が入場時に認められるかどうか?ということです。
特にサイトにはアメリカ国外で発行されたワクチン接種証明書については記載がありません。
アメリカの場合、入場の際の係員の「あたり」、「はずれ」があり、「日本政府が発行しているワクチン接種証明書」的なあまりない書類の場合、係員によっては「ダメ」というケースと「問題ない」とするケースがあります。ですので、ソーファイスタジアムのように、インターナショナルゲストに対して明示がない会場は、念のため、72時間以内のPCR検査の陰性証明を持参したほうが確実です。

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