2020年、2021年とMLBの日本からの観戦は難しいシーズンとなりました。
そのため、もしワールドシリーズを観戦しようという場合、2022年以降になります。ここでは、2021年のワールドシリーズのチケットの動きをご紹介しますので、観戦のご参考にしていただければと思います。
2021シーズンのワールドシリーズは、ヒューストン・アストロズ対アトランタ・ブレーブスのカードとなりました。
アストロズは、この5シーズンで3度目のワールドシリーズとなり、ブレーブスは、1999年以来、22年ぶりのワールドシリーズの舞台となります。
ここでは、このワールドシリーズのチケット代について振り返ります。
まず、日本から観にいくのと、現地に住んでいる人の観るは、かなり違いがでるのがプレーオフです。
日本から観に行く場合、その労力を考えると、「確実に観戦できる日程で観たい」となるのが普通の感覚です。
そのため、基本的には開催がある1戦から4戦を観戦することを計画していくと思います。
これに対して、現地のファンで最もニーズが高まるのが「優勝が決まる試合」です。
そのため、開催があるなし関係なく、チケット代が最も高くなるのが「第7戦」です。
次がどちらかの優勝が決まる第6戦。
この2試合は、7戦あるワールドシリーズの中でも高めになります。
シリーズの序盤のチケット代は難しいところがあります。
例えば、近年、最も値段が高かったワールドシリーズとしては、2016年のカブスのホームゲームなのですが、カブスの場合は、久しぶりすぎて、初戦(第3戦)も相当な値段でした(全試合高い水準だった)。
逆に王手をかけられた第5戦(カブスの優勝はないため)は、3戦、4戦に比べると落ち着きました。
この逆が今年のワールドシリーズです。
1勝1敗でホームに戻ってきたブレーブスは2連勝で、王手をかけました。
そして第4戦の試合終盤から勝利後のチケットの動きが下記になります。
ブレーブス第5戦のチケット代(最安値のチケットの変動)
第4戦試合中(2-1ヒューストンリード)の状況
立ち見チケットで最安値のものが1260ドル(約15万円前後)
第4戦試合終了の瞬間(3-2アトランタ勝利)の状況
立ち見チケットで最安値のものが1718ドル(約20万円前後)
第4戦試合終了から1時間後(3-2アトランタ勝利)の状況
立ち見チケットで最安値のものが1837ドル(約21万円前後)
まとめ
チケットの買い方に関しては、直前まで買わないほうがいいなど、いろいろな買い方があります。しかし、それはイベントによります。
直前まで買わないことで、値段が高騰することもあります。
今回のアトランタは変動の差が600ドル前後でした。
600ドルぐらい差があると、やはり「早く買っておけばよかった」となってしまいます。
優勝が決まる可能性があるイベントに関しては、開催が決まってから買うというスタンスは、ちょっと金額的にはリスクを伴うという一例にはなりますので、ワールドシリーズクラスのイベントに関しては、「安心感」を考えれば、早めに手配しておくほうがいいと思われます。