2021年秋現在の日本からアメリカへの旅行事情

2021年も秋になりました。日本国内の感染者の数も減ってきており、イベントチケットへのお問い合わせも増えてまいりました。

2022年以降に開催されるイベントチケットの買い方

お問い合わせをいただく度にご回答をさせていただくことなのですが、北米のスポーツイベントの場合、チームが転売を公認しております。
そのため、観れる、観れないという観点からいくと、すべてのチケットが売り切れになり「観れない」ということは、現在行われているMLBのワールドシリーズでもありません。
球団が販売するシングルゲームチケットと呼ばれる日本的にいうと「定価チケット」的なものに関しては、売り切れるのですが、「リセールチケット」という人気により値段が変動するタイプのものは売り切れは基本的はなく、人気が高くなれば、値段が上がり、人気がなくなると値段が下がるという形になります。
そのため、来年のMLBの観戦を予定されているような場合であれば、今後、早いチームは12月ぐらいから「シングルゲームチケット」が販売されてくるわけですが、「売り切れを心配して買う」ということだけはやめましょう。
そもそもプロスポーツイベントの場合、良い座席は、シーズンシートでもともと売り切れていることが多く、シングルゲームチケットでいくら早く買ってもなかなかこれだ、という座席が買えることは少ないです。
そのようなシーズンシートは、結局、リセールチケットで販売されることが多いのです。
売り切れの心配がないということであれば、買い方も変わってくるはずです。
最も重要なのは、安く買うことではなく、どういう観戦ができるか、どういう経験ができるかだと思います。
そこに比重を置いてチケットを探すようにしてください。
基本的には、発売日に買わないといけないようなタイプのチケットは、コンサートによくある「VIPパッケージ」タイプのチケットです。
例えば、ミート&グリートが付いているようなパッケージは転売が不可で、購入者しか参加資格がないので、このようなタイプのチケットは、早く買うしか方法がありません。
しかし、このようなプラスアルファが付いていないような単純に見るだけのチケットは、安全な転売チケットがあることが多いですので、海外への旅行がスムーズに行けるようになってから買うようにしてください。

イベントチケットは、購入後のキャンセル、変更はできません。ですので、買うまでが大事です。

2021年秋の時点で最も高い壁は、「アメリカから帰国する際にPCR検査が陽性だった場合」です。
この場合、陰性証明が出るまで、日本行きの飛行機に搭乗することができません。
ですので、一般的に2週間ほど待ち、陰性になった時点で帰国することになりますが、帰国後もまた14日間の自主待機になるため、本来の旅行日程プラスかなりの日数を要す可能性があります。

2021年10月現在のアメリカへの旅行は以下のような流れになります。

日本出国の際に必要な手続き

アメリカ行きの飛行機の搭乗には、「飛行機の出発時間の72時間以内」に発行されたPCR検査の陰性証明が必要になります。
このPCR検査は、発行する時間や病院により大幅に価格が異なりますが、安いところで1万円前後、おおよそ2万円から3万円が相場になります。

アメリカへの入国事情

アメリカの入国後は、隔離などはありません。
また、アメリカ入国の際に検査があるなどは、2021年10月現在は確認しておりません。
そのため、入国時によほどのトラブルがない限り、アメリカでの乗継便もその日のうちに乗れることになります。
特に現在は、アメリカへの海外からの入国はかなり数が少ないため、イミグレーションはかなり空いています。
アメリカ到着後は、そのまま、通常通り動くことはできております。
ESTAの申請も基本的には、通常通りできておりますが、できるだけ早めに申請をしておくほうがいいかもしれません。
(今後、アメリカへの入国にはワクチン接種証明書が必要になるかもしれません。まだ2021年10月の時点では入国の際には不要ですが、観戦には必要なものですので、いずれにしてもワクチン接種は必要です)

アメリカから日本へ帰国

アメリカでPCR検査を受ける場合、相場としては300ドルぐらいかかるようです。
(場所によっては検査時間により価格が安いものもあります)
その上で、万が一、陽性が出た場合は、帰国便に乗ることができず、陰性証明が提出できるまでの間、アメリカに追加で滞在することになります。
通常、2週間ぐらいは延泊しての滞在となります。
*ワクチンを2度接種していても陽性反応が出ることがあるようで、陽性反応が出ると搭乗できなくなります。
(延泊の費用、帰りの便のご購入は自己負担になります)

海外旅行保険でどこまでカバーされるか

保険会社にもよると思いますが、「旅行変更費用」の特約でコロナが陽性になった場合の航空券料金、治療費、検査費、入院費などがカバーされるところもあるようです。
ただ、オンラインの商品にはこの特約がないという会社もあります。
また、保険の請求には、医師の診断書が必要ということもありますので、日本のコミュニティがあまりない都市から帰る場合は、かなり気をつけないといけません。
あまり大きく記載のない特約のようですので、最寄りの代理店などで確認するほうが安心かと思います。

日本の空港に到着

空港でも「新型コロナウイルスの検査」があります。
そのため、到着後、最短でも1時間から3時間ぐらいは、入国ができません。
また空港からは自主待機場所(自宅など)へ公共の交通機関以外で移動する必要があります。
ご自身のスマートフォンにビデオ通話用のアプリ、接触確認アプリ(COCOA)をインストールする必要がありますので、事前に入れておくとスムーズです。

日本帰国後

2週間の自宅待機

日本へ帰国した後は、14日間の自宅待機となり、違反すると罰則があります。
自主待機期間では、AIによる位置確認の電話とビデオ通話(本人の自宅の映像を送る)があります。これは毎日かかってきます。

イベントの入場方法について

特にこの時期、ご検討をいただくエリアとしてはNBAのロサンゼルスが多くなります。ロサンゼルスエリアのイベントの場合、2021年10月現在では、おおよそどの会場でもワクチン接種証明書、陰性証明書のどちらかの提示が基本になります。
例としてステイプルズセンターをピックアップします。

レイカーズ、クリッパーズの本拠地のステイプルズセンターでご観戦の際には、

ワクチン接種証明書
PCR検査の陰性証明書 (72時間以内)
+プラス身分証明書としてパスポート

のどちらかの提示が必要になります。

ステイプルズセンターに日本政府発行のワクチン接種証明で会場に入場できるかを確認していますが、現時点での回答は「認定を受けたワクチン証明書」しか確認が取れず、スタッフも決められたフォーマット以外の形式の場合、ダメということもあり得ます。

ステープルズセンター横のWest Garageパーキングで、試合4時間前からオープンしているPCR検査モービル施設が設けられらます。
サイトには健康保険の有る無しに関わらず無料で受けられる、とありますが、事前予約・登録が必要になります。

一応、日本政府発行のワクチン証明書を持参して、念のため、PCR検査を受けて陰性証明をもっていけば、ステイプルズセンターで行われるNBAの試合は観ることが出来るということにはなります。

マスクはワクチン有無にかかわらず着用義務があります。これは日本から行く場合は安心感がある措置です。
*証明書の確認について
ロサンゼルスのステイプルズセンターでは、この動画のようにワクチン接種証明書を係員が確認し、その後、チケットをスキャンして入場することになります。

このようなことが2022年まで続くかわかりませんが、現時点では、まだまだコロナの影響が大きいということになります。
チケットだけあれば入場できるという状況ではないことは頭に入れておいてください。